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気を付けよう

  老化の初めは

    足元に


高齢者、もしくは老人という言葉を聞くと

すぐにイメージされるのは何でしょうか?


白髪?入れ歯?杖?老眼?しわ?・・・

いろいろあると思いますが


世界中で通用しそうな老人のシルエットとなると

やはり、腰の曲がった姿なのではないでしょうか?


そんなわけで、今回は

高齢者の曲がった腰について考えたいと思います。

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とはいえ、まだ高齢とまではいかない若い時は、

腰が曲がった自分というものは

なかなか想像しにくいと思います。


でも、腰が曲がった姿勢で長時間作業をして

その後で、ふと立ち上がるときに、


[exclamation&question]

このまますぐに立ち上がるのは

ちょっとヤバイかも[exclamation&question]


という経験をお持ちではないでしょうか?


私に関して言えば、実は以外にありまして(^^;

そんな時は、曲げた腰を急には伸ばさずに


とにかくゆっくりじんわりと

伸ばすように注意しております。


たぶん、慌てて伸ばしたりすると

ギクッ!

と、やってしまうのではないかと思います。


そんな曲がった腰を伸ばすときにも

また、普通に歩くときにも立ち上がる時にも役に立つ


身体のある一部分の意識の仕方が今回のテーマです。

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車社会の現代では、

外で歩くという機会はあまり多くはない

というの方が多いと思います。


でも、そんな方でも、

全く歩かないというわけにはまいりません。


そして、そうした歩いている最中に

ちょっと目に止まってしまうのが、

腰を深く曲げながら歩いているお年寄りです。


はて、いつのタイミングで

そういう歩き方へ進んでしまうのか?

ちょっと考えてみましょう。


まず、今の自分を考えてみます。

一応、背筋を伸ばそうと思えばできます[exclamation]

まだ大丈夫です[るんるん]


といってもまだ50代前半ですから

別に威張れることではありませんね(^^;


次に、突然腰が曲がるわけではありませんので、

強制的に腰を曲げてみて、それでも歩ける歩き方を考えます。


すると、歩くというより、左右に体重を移動しながら

足を出すという事だけでも前に進めるという事が解ります。


考えるに、お年寄りの歩き方は、前に体重をかけて、

身体の重みを左右交互に振りながら


出てきた足に体重を載せ替えるというだけで

前に進んでいるような気がします。

それで、実際にそうやって歩いてみました。


すると、ほぼ筋肉を使わなくても

歩けるものなんですよね[exclamation&question]

ちょっとびっくり[exclamation]


そう[exclamation]、つまりはそういう歩き方をしていると

筋肉がどんどん衰えてしまい、


そうすると正しい姿勢を保てなくなり、

腰が次第に曲がっていくというわけです。


なので、筋肉

特に腹筋背筋と腰回り、そしてお尻ですが、


この筋肉がきちんと残っている方は

腰は曲がっていないはずです。


そして、そうした身体の衰えは

老化に拍車をかけてしまいます[もうやだ~(悲しい顔)]


なので、わざわざ腹筋運動しなくても

意識だけで最低限の筋肉を維持する方法について

これからお伝えいたします。

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正しい立ち方


その筋肉とは、ズバリ[exclamation]

腹筋です[exclamation×2]


もっと具体的に言うと、下っ腹

いわゆる丹田という部分になります。


この丹田ですが、

武術やスポーツをある程度やった方なら

およそ意識の仕方は解ると思うのですが


そういったものは一切経験がないという方で、

興味はあるけどよく解らない[ふらふら]

という方のために、簡単にご説明いたします。


まず、足を逆ハの字にして肩幅に開いて立ちます。


次に、体重を少し前に傾けるのですが、

その時に、腰から上の縦ラインは地面と垂直を保ったまま

(腰から頭の線は)平行に移動します。


つまり、腰から下だけに傾斜が掛かることになります。


そして、傾斜する量ですが、

体重が足の指先にかかる手前までとし、

指の付け根あたりで身体の重みを感じる程度までとします。


その状態で、足の指で床をつかむようにしておいて

かかとに体重を乗せます。


この時、傾斜は保ったままなので、

事実上は身体が少し床に落ちる感じとなります。


そして、炭田の位置ですが、

だいたいおへそと股の中間くらいの位置から


背中に向かって垂直に進み、

背骨の少し前でストップ[exclamation]あたりでしょうか、

その場所を強く意識します。


そして、その丹田にゴルフボール大の鉄球があるつもりで、

そこから足の土踏まずに向かってワイヤーを張り

土踏まず下の床にアンカーを打つ意識をします。


そう意識することで、腹筋と背筋を同時に意識して

締めるようにすると、良い感じで背筋がピンと張ります。


そう、背筋を正すには、背筋だけでなく、

腹筋も含めた総合的な意識が必要なのです。


この意識が出来るようになると、

立つだけでなく、座っている時や、歩くとき


立ち座りや、重い荷物を持ち上げる時にも

あらゆる場面で身体への負担を軽くする事が出来ます。


この意識がきちんとできれば、

老化を遅らせることが可能だと思います。

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