歯ブラシと
あわせて使おう
舌ブラシ
試してガッテンだけでなく、
時おり様々な番組で取り上げられている
舌苔ブラシですが、ちょっと検証しちゃいました。
そもそも舌苔ブラシってなに?
という方のためにちょっとだけ。
舌をべーっと出してみれば解ると思うのですが、
舌の表面には苔が・・・いや(^^;
ひだひだが非常にたくさんあるわけです。
なぜこのようになっているのかというと、
ひとつは、猫の舌などと同様に
食べ物をこそぎ撮るためのもの。
そしてもうひとつは、
味覚をきちんと把握するためのものです。
ちなみに同じように見える舌の表面ですが
実はその表面のひだひだは、
大きく分けて4種類あります。
そして、その舌の機能上、
食べ物をこそぎ取るためのひだひだは
舌の中央部と四隅周辺に大きく位置します。
面白いことに、この部分はひだひだの先端が
角質層になっていることです。
つまり、固くなっているので
ヤスリのように食べ物を削り取ることが出来るんですね。
そして、味覚を得るためのセンサーは、
舌の先端、両脇、奥の部分にあるのですが
実はこのセンサー、奥に行くほど
数が多くなっております。
一般的には先端が一番味覚が集中している
というイメージがあるのですが、
実際にはセンサーの数だけで言うと奥のほうが多いのです。
余談ですが、この味覚センサー、
舌以外にも存在しており、
実は全体の1/3は、喉周辺にあったりします。
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さて、このひだひだですが、
味覚センサーの多い奥や脇の部分は、
独自に分泌腺を持っていて自分でお掃除しているのですが、
その他のひだひだにはそういう機能はありませんので、
その間に、いろんなゴミ(一般的には食べかす)が
たまりやすくもなってしまうわけです。
そしてそこには、これまたいろんな細菌も居るわけで
唾液があまり出なくなった就寝中や、
はたまた、加齢によって唾液分泌が少なくなれば
一日中、細菌の繁殖を許してしまい、
なんか口の中がドロッとする
そして、臭~いとなってしまいます。
まあ、口臭の要因としては他にもありますが、
この舌苔が原因であれば、
舌の表面を綺麗にするよう心掛ければ
改善されるはずですよね?
ところで、この『綺麗にする』タイミングですが、
まあ、歯磨きの際は当然のこと、
その他にも、朝起きた直後が有効とテレビで言っていました。
なので、早速実施!
確かに、朝起きるとちょっと口の中が重いような
舌の表面がドロッとしたものがあり、
いつもはなにも気にせずに、
そのままで朝食を食べていたのですが、
今回は、舌の表面を綺麗にしてみました。
実はブラシなどは持っていないので(^^;
普通の歯ブラシに練り歯磨きをちょっとだけ付けて
縦横にしながらシャッ!シャッ!
そして、上の歯でいろんな角度から舌の表面をそぎ落としたり、
舌を二つ折りにしてぐりぐり。
おっ!なんかキレイになった
と、ちょっと喜んだものの、
なんかちょっと舌が乾いたような
ざらざらしたような・・・??
そして、少しすると喉も少し乾いたような感じが・・・
でも、キレイになったはず、と気を取り直して
そのままお仕事をしたのですが、
午前中はちょっと違和感が残ったのでした。
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さて、翌日となり、また前日同様
舌苔ブラシ無しで舌の表面を綺麗にすると、
またもや残室と同様の舌や喉の乾きが
いや、まさか
と、3日目まで同じことを続けたものの、
またしても変な感じ~
なので、結局3日で止めてしまいました(^^;
まあ、私には合わないということかも。
あとで考えると、そもそも私の分泌腺はドライ傾向にあり
分泌物があまり出ておりません。
もしかすると、という勝手な憶測でしかありませんが、
寝ている間に出たわずかな分泌物は
実は私の体に必要なものを存在していて、
それまで根こそぎお掃除してしまったので
ちょっと調子がおかしくなったのかも・・・
と、考えています。
なので、普通の方には大丈夫なのかもしれません。
まあ、そんな私の検証結果の報告です。
ちなみに、この舌のお掃除ですが、
夜寝る前には歯ブラシと一緒に行ったほうが効果的です。
というのは、せっかく歯を磨いても、
寝ている間に舌のひだひだから食べ物のかすが
じわ~、って出てきて歯にこびりついちゃったら
身も蓋もありませんからね!
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