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社交ダンスのラテンダンスに関しては、

以前にも立ち方と歩き方について記事にしましたが、

具体的にはこれだけではダンスとしてまともに動く事すらできません。


実はダンス以外にもとても重要だと思われることの一つに

身体を滑らかに動かす基本の動きとして

円運動というものがあります。


まあ、躍動感を出すためにあえて直線運動をする場合もありますが、

基本的には流れというものが大切なので、

この円運動、とても大事なのです。


そして、この円運動はただ歩くだけにおいても

かなり重要な要素となります。


簡単に言いますと、左右の足の付け根を円運動させることで

その円周から動きをはじき出して歩くという事をします。


まあ、紐の先に石ころをつけて、

それを振り回して離すといった感じでしょうか。

といっても、足の場合は振り回しちゃいけませんが(^^;


この場合、意識する場所は主に両足の付け根とお尻の中心ですが、

結果的には全体バランスが出てきますので、

それに付随したところは自動的に意識しないと動きがとれません。


さて、まずは左足に重心を置き右足を真横に肩幅くらいに広げて立ってみましょう。

重心バランスは9:1くらいでしょうか。

左足重心の位置は土踏まずと親指の付け根の間くらいで、

右足のかかとは軽く浮かせます、親指の付け根でポイントという感じでしょうか。


この時、全体バランスに意識は、やはり丹田なので、

全体重心は下に落とすような意識を持ちます。


そうすると、丹田と左足付け根の間に負荷がかかるので、

その負荷を避けるために少々左足を外側に膨らませます。

その膨らませ具合を半径として、左足付け根の新しい位置を中心に

反時計回りに90度回転させます・・・


が、実際の回転ではなく意識点の移動だけを行います。

つまり、左足付け根を中心に膨らませた半径の端に重しを見立て、

その重しが反時計回りに90度回転する事を意識することで

お尻を少し左回転して内側にひねり込みます。


そうなると、大殿筋に力が入った状態になるので、

その状態をキープしたままゆっくりと右足に体重を移動させるのですが、

その行き先は右足の付け根より(左足で仮想した半径分)上になります。


そして、右足についても左足動揺の動きをして

今度は時計回りの180度反転して意識点が右足の付け根の下にきたら

今度は左足に向かってゆっくりと体重を移動させます。


これが横8の字運動ですが、無限ループと言った方があっているかも??

これに上半身の動きを加えると少し立体的になるのですが

それはまた次の機会に。。

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