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我が家の、というか私の実家の母親の身に実際に起こってしまった

要介護問題ですが、今回は福祉用具レンタルについて触れたいと思います。


まずは福祉用具とはなんぞやですが、まあ介護に使うための道具

そんな感じでしょうか(^^;

一番解りやすいのが介護用ベッドや車いす、手すり、杖などなど。


そんな様々な福祉用具の中で、うちで実際に使いはじめたのが

介護用ベッドです。

まあ、母親に言わせると、必要ならば買えば良い、ですが

そんなに簡単に結論を出してもらっては困ります[ふらふら]



介護用ベッドは購入か?レンタルか?



まあ、実際に必要とならなければ考えないであろう介護用ベッド。

うちの場合は、立ち上がるのもやっとの状態での介護申請だったので

退院にあたり介護用ベッドは必須でした。


なので、買うか借りるかとなるわけですが、

正直、買うとなるとかなりの高額となりますし、

もし、その後施設入所などで使わなくなったりしたら処分費も必要。


それに比べに、もしレンタルできれば介護保険適用で

うちの場合は1割の自己負担で借りられる。

つまりはマットレスも含めて月千数百円で済むし、

不要になったら返せるし、


何より、体にあったものを借りれるので

状態が変わったら、その状態用のベッドに変更できる

というのが最大の利点と考え、うちはレンタルに決定しました。


当然、家庭によっては買った方が都合の良い場合もあるでしょうし

それぞれの判断で決めるべきと思います。



技術の進歩は介護についても同じこと



さて、実はレンタルのもう一つの利点がありまして、

まあ前述のとおりではあるのですが、

レンタル用品の変更が利くという事、これが重要なのです。


昨今、電子機器のみならず、機械類も日進月歩

様々な改良がいろんなところで実施されており

福祉用具についても同様なのです。


いわゆるテクノロジーの発達は介護用ベッドもしかりで

うちの借りた介護用ベッドも今や電動で角度調整は当たり前?

何やらボタン操作でテレビを見るための姿勢の角度を作ったり

起き上がるのに楽な角度、当然ながら高さも自由自在。


ただ、実際に使ってみての、いや私は使っていないので

操作してみての面倒な点といえば、遅いっ[exclamation]ということ。、

安全面から考えれば当然の事なのですが、何せ遅い[exclamation]

ボタンを押している間、パネルの数値の表示が変わるのですが

なっかなか希望の角度まで到達しません[ふらふら]

でも、利用するのは私ではないので別にどうでも良いことですが(^^;



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事前に介護サービスを受ける際の最重要事項



さて、この介護用ベッドのレンタルですが、

現実的には希望すればすぐに借りることはできます。

が、介護保険が適用になるかどうかは介護度が決まってからでないと

解らないという現実からすれば、急ぐわけでなければ

認定結果が出てからでも良いと思います。


どういうことかと言いますと、認定結果の介護度によっては

借りることができない福祉用具があるからなのです。

具体的には、うちの場合の介護用ベッドですが

基本的には要介護2以上でないと介護保険適用にはなりません。


つまり、認定結果が出る前に介護用ベッドを使い始めていたものの

結果が要介護1だった場合には介護保険適用外になるので

全額を自己負担で支払わなければならなくなるのです。


となると、負担割合が1割だった場合は10倍になるのです[exclamation]

なのでここは最大限の要注意事項なのです。

例外として借りられる場合もありますが期待はしないでおきましょう。



介護用ベッドをレンタルするまでの流れ



さて、そんな福祉用具レンタルですが、

基本的には介護度が決まり、本人の状態と必要介護内容を設定し

ケア会議というものが開かれてどのようなサービスが必要なのか

一つ一つ決められていきます。


うちの場合を例にしますと、事前にケアマネージャーさんと

どんなサービスが必要か話し合いをして

本人の状態にあったものか判断してもらい

その結果を持ってケア会議で決めていく

そんな流れでした。


なのでそのケア会議に乗らないサービスは基本的には受けられない

そういうことになります。

まああくまで基本論ではありますが。


そして、会議終了後にそれら介護サービスの担当事業所と

契約を交わし、具体的には説明を聞いて契約書に記名押印等します。


その後、サービス事業所の方が宅へ訪れて

うちの場合は介護用ベッドを設置してもらった

という段取りになります。



介護保険福祉用具レンタルの注意点まとめ



何度も言いますが、介護度が決まる前にサービスを受けたい

もしくはうちのように受けなければならないような場合、

自治体によっては事前にある程度の介護度の目安を

教えてくれる場合がありますので

必ずケアマネージャーさんに相談しましょう。


そして、実際に事前に福祉用具レンタルなど介護サービスを受ける場合

要介護度が予定と違う場合があるのでそのリスクは理解しておきましょう。


更に、これは現実的にはケアマネージャーさん次第になりますが

受けたいサービスがあるなら早めにケアマネージャーさんに

相談しておきましょう。


なぜならば、今までの流れから解るとおり、

ほぼ全ての決定権がケアマネージャーさんにあります。


なのである意味受けるサービスの種類や質までもが

ケアマネージャーさんによって変わってきてしまいます。

これは残念ながら実はかなり重要なことです。


なのでそろそろ介護が必要かなぁと感じはじめたら

実際に介護サービスを受けている知人に

それとなくどこのケアマネージャーさんが『良くないか』を

情報収集しておくべきでしょう。。ここだけの話し。


そして、良いケアマネージャーさんはなかなか空きがありません。

なので何人か候補となる方をそれとなく探しておきましょう。

あくまでもここだけの話しですよ。


そうそう、介護ベッドを設置したときに驚いたことがありました。

何と設置のために訪れた方はたったひとりなのでした[がく~(落胆した顔)]

てっきり二人で来ると思っいたので。

でも組み立てパーツは一人でも持てる重さなので何度も車と家を行き来し

約1時間ほどで積み立ててしまいました[がく~(落胆した顔)]

まあ些細な情報ですが(^^;


少しでも皆様のご参考になれば幸いです。


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