プライドは
時と場合で
諸刃の剣
プライドと責任感
プライドという言葉の使い方として
昔から記憶にあるのが、
人間としてのプライド、男のプライド。
はて、こういう言葉が用いられる背景には
大抵の場合は、そう言われる人間が
何かにつけて逃げ腰になっているかのように
そう言っている人が『思っている』状況なのかなと思います。
なので、言われている人間が必ずしも
逃げているとは思っていないのかもしれません。
でも、こういう言い方をされてしまうと
その人の『プライド』がムクムクっと出てきて
そんなこと言われてなるものか
と、奮起してしまう、という可能性も有ると思います。
さて、このプライドという言葉ですが、
あくまで私が考える概念としてですが、
似たような言葉として『責任感』という単語があります。
この責任感もやはり人が何かから『逃げ腰』になっている時に
良く使われる言葉なのではないかと思うのです。
ただ私が思うには、『責任感』は主に仕事に関連した状況下で
『プライド』は広く何事においても使われていて
どちらかというと『プライド』という言葉の方が
人を動かす力が強いように感じます。
ちなみにこの『プライド』という単語で連想する
あまり好ましくない、私にとって強烈なシーンがあります。
それは『バックトゥーザフューチャー』という映画の中で
主人公の少年が『チキンハート』と言われ
プライドをかけて勝負に挑んでしまうシーンです。
まあどこにでもあるようなシーンですが
私の脳裏には何故かこの部分が強烈な記憶になっています。
この場面では『プライド』があったばかりに
1度人生の踏み外してしまい、
2度目のチャンス時には
『プライド』を抑えて助かったのでした。
まあ現実的にはそんなことは不可能ですが(^^;
まあこのプライド、基本的には
良い意味で使われているはずなのですが、
実際に言われると、奮起する場合もあれば
怒りが沸くだけの時も有ると思います。
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プライドっていったい何者?
で、そもそもこの『プライド』って何?
と、ちょっと考えてみました。
まあ、人との会話において使われるときには
その対象が何かは歴然としているのですが、
会話が無いような場合、
例えば、自分より格下だと思っている人間から
タメ口で話しかけられたり、
自分より劣ると思っていた人が実は秀でた部分があったり、
そんな時に普通に対応できないとすれば
それは『プライド』が邪魔をしているから?
そんな気がします。
この場合において『プライド』は邪魔物になってしまいます。
でも、プライドを鼓舞して実力以上の事ができれば
尊敬されたりもしますよね?
ただその場合はプライドの塊は大きくなっていくことでしょうが。
この時としてはパワーの源となり、時としては邪魔者
本当は良いもの?悪いもの?どっちなの?
と考えた場合、プライドが大きくなっていって
やがて年をとってしまい、そのプライドのもととなる
実績をそれ以上積めなくなった場合、
そのプライドはどうなるでしょう?
崩壊するか、その事実を認めないか
どちらかになるのではないかと思うのです。
まあどちらにしても、
精神的にはあまりよろしくない状態ですね。
私はこういった状態になってしまうと
その現実を認めたくないあまりに
『痴呆』となっていくのではないか?
と、勝手に考えています。
じゃあ結論は何なの?
なので、なるべくになってしまいますが(^^;
プライドは持たないようにして、
そういう場面がもしあったならば
なるべく『責任感』で対処しようと務めています。
果たしてどれだけの実績となっているかは解りませんが(^^;
まあ、怒りが沸き上がりなければOKかなと思っています。
そして、その考えの源となるのが『平等』です。
そういった意味では『プライド』は
ある程度の上下関係の中で成り立っている部分が
大きいのではないかと思います。
とは言え、プライドのおかげで
いろんな事をなし得ることも確かです。
なので、良し悪しは結局のところ
個人の判断だという結論になってしまいますが(^^;
まあ、そんな私の考えをちょっとだけお話ししました(^^;
お気に召さないときはさらっと流してくださいね。
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チキンハートより、プライドより、フライドチキンが食べたい(^^♪
レインボーゴブリンズさん、ごもっともです(^.^)
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という句がありますが、頭下げればいいってものでもないですよね。
プライドはその人を強くも弱くもします。
プライドの高さと謙虚さのバランスが、大事なのかなと私は思ってますね。
日本語で「誇り」ですかね。
誇りを持って責任を果たす。
正しく扱えるようになるのは、
いつの事やらですねー。
HIDEeさん、コメントをいただきありがとうございます。
なるほど、謙虚ですか、良い言葉ですね(^^)
最近聞かなくなったような気がします。
改めて聞くととても温かい言葉ですね。
謙虚の上にプライドを乗せられると素敵ですよね。
まいくさん、コメントをいただきありがとうございます。
誇りをもって責任ですか、なるほどですね。
何事もなす時には責任を持つことが大事ですね。
と言うのは簡単ですが、なかなか難しいです(^^;
しゅわっちさん
プライドは今の時代完全にネガティブな言葉でとらえられているようです。
私はそれに反対も賛成しませんが、少なくとも責任感と義務感のバランスは絶対に必要な時代かと思います。されど、こればかり気にしては、他人に利用される人で終わり。やはり我も大切です。悩ましい問題です。
っお、いいテーマですね。実は数年前に同じようなことを少ーしだけ考えて、かみさんに議論を吹っ掛けた記憶があります^
当時テーマにしたのは、「変なプライドはもっても仕方がないが、良い意味でのプライドは必要」って発言したあと、この変なプライドと良い意味のプライドって何?ってやつを色々定義して遊びました。
結局、自分が相手より優位であるというのをキープするために、人を見下したり、見栄をはったりするようなことを「プライドが許さない」っていってしまうようなケースはNG。こういう方、結構多いんですよね。そういった方に限って何もできない。この言葉を使って現実から目をそらしているだけなんですよねぇ…まずは自分のダメな部分をしっかり受けれ、改善に繋げていくってやらないとならいんですが、そういう方はそれが出来ない…残念って感じになっちゃいますね。
もう一方の良い意味の方ですが、例えるならプロとして頑張るって意味で、自分のプライドにかけて絶対にやりきるような前向きなプライドを持つことは重要という結論に至りました。こういった方は決してプライドって言葉は使わず、寡黙に責任を果たすって感じなんですよね。しゅわっちさんの言うところの責任感です。そう、責任感は持っても良いが、妙なプライドや見栄は張るなっていうのが、当時の結論でした。
同じプライドでも持ち方を誤ると…困ったことになりますね^
大型中年さん、コメントをいただきありがとうございます。
責任感と義務感のバランス更には他人に(いいように)利用される
そんな世の中を果たしてどう生きていこうか?
その悩ましい時代に我が子を放たなければならないのは
本当に心配ではありますが、そこを乗り越えていくためには
ある程度の経験を積ませておくのが賢明なのか??
これまた悩ましい問題です(-_-)
釣り好きアウトドアマンさん、コメントをいただきありがとうございます。
とても模範的な解りやすいコメントをありがとうございます(^^)
そう現代では、プライドと言う言葉だけが一人歩きをしてしまい、
良いように使われてしまっているような気がします。
もともとは誇り高き勇者のような意味で
プライドという言葉を位置づけていたのではないかと思うのですが。
そういった使い方は別にして、やはりおっしゃるとおりの
責任感の上に成し遂げたことに「見栄を張らない」「威張らない」が
出来るのが理想ですね。
まあ、そうあるためには為せなければなりませんが(^^;