うちの場合は実は母親の退院前に準備しておいた福祉用具が
介護用ベッドのレンタルともうひとつありました。
それが簡易設置方式の洋式トイレです。
つまりは既存の段差和式トイレの上から被せて
その段差を利用して簡易様式トイレにしてしまうというものです。
ただその前に、タイトルにある特定福祉用具とは何もの?から参りましょう。
特定福祉用具って何?
実は介護保険においては、広く一般にレンタル用として使われる
福祉用具に対して、レンタルではなく購入用として
特別に設定している福祉用具があるのです。
それをまあ特定された福祉用具として位置付けているようです。
なので正式には購入する福祉用具は特定が頭に着くのですが
まあどっちでもよいことだと思います(^^;
特定福祉用具の種類
その特定福祉用具は大きく分けると5つあるのですが
一般に広く購入されるのはたった2種類です。
その2つとは今回うちで購入したトイレ用品と
もうひとつが浴室用品です。
他の3種類は、例えば簡易浴槽や移動用の吊り具の
部品であったりと、とても特殊なので
普通にはまず必要としないものだと思いますが
そんな特殊な方の場合はいろいろケアマネさんに
ご相談しましょうね。
和式の段差トイレを簡易洋式に
ところで、トイレ用品と浴室用品、とザクッと言いましたが
具体的には購入するに当たっての条件や基準があります。
しかし、福祉用具レンタルのように全国統一ではなく
申請様式や必要書類、条件が自治体によって異なるので
必ずし事前に確認しましょう。
ちなみに、うちの場合は必ずしもケアマネさんが絶対
というレベルではなかったので、事情をケアマネさんに伝え
あとは直接、福祉用具の専門業者さんにお願いしました。
具体的には、(ここだけの話し(^^;)既存の被せ式の
簡易洋式トイレにするためのものがかなり劣化したので
それは捨ててから(^^;
お話しを進めましたが、おトイレが冬かなり寒くなることから
ソフト便座での購入をお願いしました。
基本は普通の便座での購入となるので
後は直接業者さんの判断と腕(書類の書き方)
次第だと思いますので、もし何か希望などがあれば
まずは相談されることをお勧めします。
うちの場合はトイレ内に電源がなく、
水道も錆びだらけで使用に耐えないので
温暖や水洗は諦めましたが。
なのでうちの場合はこんな感じです・・・
が、汚いのでアップ厳禁なのです(^^;
申請から購入まで
さて、自治体によって基本的に様式や必要書類など違うので
あくまでも参考程度に過ぎませんが、
うちの場合の例を記載しておきます。
まず始めにはやはり一旦ケアマネさんに福祉用具の購入希望
ということを伝えました。
が、業者さんは自分で決めたことも合わせて伝えました。
ただ、どんな業者さんがあるか解らない場合は
自治体のホームページで調べるか電話で聞くか
ケアマネさんに紹介してもらうかになると思います。
うちの場合は偶然良い業者さんを知っていた知人がいたので
助かりました
次には業者さんに現存の段差のある和式トイレを
簡易洋式に変えたい旨話し、冬がかなり冷えるので
ソフト便座に出来ないか相談するとあっさりOK
しかもものは現存の便器に被せるだけで
固定具もないのでいたって簡単。
数日後には届いて使用可能となりました。
ところでうちの場合はそんな急ぎの用件だったために
事前審査の要らない償還払いでの購入となりました。
なので一旦は全額を自分で支払い、
後日、支給申請書を自治体に出して
保険給付分を口座で受けとることになります。
が、私の申請書記入が遅れてしまい
これから支給申請となります(^^;
ちなみに償還払いではない受領委任払いの場合は
事前審査が必要なので、希望する福祉用具が使えるようになるまでは
少し時間が掛かりますが業者さんに支払う金額は
全額ではなく自己負担割合分だけなので楽かもしれません。
ところでこの受領委任払いってなんぞや?ですが
あとで請求する保険者負担分の金額受領の権利を
業者さんに委任することによって
支払いのために準備しなければならないお金を
抑えることができる制度ですが、
総合的には支払う金額は同じです。
なので、もし受領委任払いを選択した場合、
業者さんに事自己負担分の金額を支払っておしまいになります。
でも私のように償還払いの場合は、支給申請をしてから
翌月末頃に口座に振込みになって完了となります。
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