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今更ではありますが、平成30年8月からついに実施されてしまった

介護保険負担割合の3割導入[exclamation]

正直なお話し、私のもらう予定の年金額を考えたら何の心配も無いのですが

でもそれは今だけの限定のお話し[exclamation]


何せ介護を必要とする人口はまだまだ増える一方[がく~(落胆した顔)]

今のままでは財政破綻となるため毎回3年毎に

制度を厳しくしている現状、どう考えても厳しくなるとしか

考えられません[exclamation]

となると今からいろんな知識を蓄えておくことが必須[exclamation]


そんなわけで、今回は、いや過去にも取り上げたかなぁ(^^;

まあそれはさておき、世帯分離を前提にしてお得にならないか?

ちょっと考えてみました。



世帯分離って何?



もしかするとこれを知らない方はいないのかもしれませんが

希少な方のためにちょっとだけ説明いたします。


そもそも世帯というものは、同じ住所地に住んでいる人は

全員が一つの家計で成り立っていると考えられています。

ですが、現実的には、親と子の夫婦は別々の家計で生活してますし

それが兄弟夫婦であっても同じ事になります。


つまり住民票上は一緒の家計とみなされても実際は違う。

そんな実情を勘案できるように『世帯分離』という

異動の方法が存在します。


どういうことかと言いますと、お役所から見ると住民票の世帯は

全ての面において対象の基本体であり、世帯分離をして別々の世帯になると

同じ住所であったとしても、全く別の対象と見るという事になります。




世帯分離するとどんな影響があるの?



さてそんな世帯分離ですが、そうすることによって

どんな影響が出てくるのでしょうか?


実は一概には言えないというのが本当のところです(^^;

が、それでは説明にならないので、ちょっとだけかい摘まんで、、、


まず別世帯となるので、例えば親子とも国民健康保険に入っていたとします。

すると、世帯が二つになるので、世帯の基本割が二つに増えます。

そして片方が非課税等の条件を満たしていれば軽減対象になります。


そして収入で見る場合、どちらか一方が低い所得であれば

国保税(料)が安くなるでしょう。

なのでこの場合は世帯分離する前に予め計算して確認しておきましょう。

この計算については介護保険でも同様なので予め確認出来ます。



じゃあどんな場合に世帯分離でお得になるの?



残念ながらこれも同じ事で全ての条件を洗わないと確かなことは言えません。

が、的を介護保険だけに絞って言いますと


例えば、親夫婦が国民年金しかもらっていない状態で、

子供夫婦はしっかり稼いで収入も多く得ている、

そんな場合は、世帯分離をすることで親夫婦は非課税世帯になり

結果介護保険料が安くなる事になると思われます。


ただ、子供夫婦のどちらかが親を扶養に入れていると思われるので

その影響は会社に予め確認しておきましょう。



非課税世帯ってとってもお得!



ちなみに非課税世帯となると様々な恩恵に預かれます。

介護保険に限って言うだけで、この介護保険料や介護保険負担限度額認定

そして高額介護サービス費の基準額が下がるなどなど本当に良い事だらけです[exclamation]


特に介護保険負担限度額認定に関して言いますと

特別養護老人ホームや介護老人保健施設等に入所する場合は

毎日の食費と居住費が2倍くらい変わってきますので

年間を通して入所する場合は○十万円もお得になってしまいます[exclamation]


そして、介護保険利用の自己負担額が高額になった場合

基準額を越えると還付してもらえるのですが、

その基準額が、課税世帯と非課税世帯では2万円近くも違うのです[exclamation]

つまりそれでまた年間20万円以上も違~うっ[exclamation]



くれぐれも自分で調べて全ては自己責任で



と、ここまで書いたらなんだ世帯分離しなきゃ損じゃん[exclamation]

という結論になってしまいますが、正直どこに落とし穴があるか解りません。

なので私は全く責任は持てませんので、実際に世帯分離する場合は

ご自分でよくお調べになってから自己責任で行ってくださいね。



そうそう非課税世帯でなければ受けられない介護保険の制度に

もうひとつ『社会福祉法人等による利用者負担軽減制度』

というものがありますが、それはまた別の機会にお話しします。





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