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残念ながら私の母親が遂に介護認定を受けるに至ってしまったので

参考までにそのいきさつと申請から認定までの経過等について

お役に立てるように語っておこうと思います。。。まあ自己満足ですが(^^;



~序章(介護申請をしなければならなくなったきっかけ)~



そもそも今から20年ほど前に、自転車乗車中に交通事故で足腰を負傷。

それ以来、時折杖をついての生活ではありましたが、

ほぼ自分で身の回りのことは出来た(ように見えた)ので

特に心配はしておりませんでした。


が、その日は突然来たのでした


私の帰宅途中に突然見知らぬ方からの電話があり、

何のことかと出てみると、どうやら母親の友人らしい。。


話を聞いてみると、入浴中、、、

正確にはお湯浴び?のようなことをしていたら、

側にあったヤカンを誤って熱湯をひっくり返してしまい

左肩から腕に掛けて火傷をおってしまったのが前日のこと。


その後、介抱してもらったものの一日経過後に発熱となり

一人にしておけず電話したと言われて困惑。

まあ、息子には知られたくなかったらしいが、

現実はそれでは済まなかったわけである。


ただ、私が遠方にいるため、とりあえず

(大変申し訳ないことではあるが)

救急搬送で病院へ送ってもらった次第。。


ただ、実状としては介護無しには立つこともままならない状態になっており

そこはご勘弁いただきたいとはわがままな言い訳である。。


さて、そんな成り行きで救急ドクターの見解を伺うと

そもそも内容からして救急患者ではないと一蹴され、

どちらかいえば介護の面のサポートが必須なので

出来るだけ早めに介護認定の申請をするように言われる。



~介護申請の仕方~



そんな成り行きから介護認定の申請が始める。

なぜに前段のお話しをしたかと言いますと、

介護という問題は突然降って来ることもある事を告げておきたかった

ただそれだけ事です。


さて、そんなわけで市役所へ出向き申請をすることになったのですが

必要なものを確認すると、ただ一つだけ。

65歳になったときに送られてくる介護被保険者証のみ。

あとは印鑑も要らず、本人の委任状も不要とのことでした。


ただこの扱い方は自治体によって異なると思うので

予め電話で確認してから出向きましょうね。



~介護事業所の探し方~



そんなわけで申請後、直ちに介護サービスを受ける必要があるため

介護の事業所、まずは地域包括支援センターを訪ねました。


基本、要介護の本人が住んでいる地域により

担当する包括支援センター頑張っ決まっているので

解らなければ自治体に電話で確認してから出かけましょう。


私の母親の場合、既に自立して歩けない状態なので

どちらかというと居宅介護支援事業所の出番になるのですが、

まだ決定はしていないのと、初期の相談窓口としては

いろいろアドバイスもいただけたり、

居宅介護支援事業所を紹介してもらえたりする場合があるので

私はここで正解でした。



~入院期間の延長要望~



実は母親の入院基準としては、状態があまり重くないので

一週間程度で退院しても良いと言われたのですが、

自宅退院では自分で火傷の措置が出来ず、

そればかりか、紙オムツ状態なので生活もほぼ無理。


かといって私が仕事を休む訳にもいかず、

そんな事情を病院側に伝え、入院延長を申入れたのでした。

結果、自分でも簡単に措置できる状態になるまで

入院を延長してもらえる事になり、ほっ。



~介護認定調査を受け介護度を見積もってもらう~



なるべく早くと要望したので、申請の3日後には認定調査員の方が

病院を来訪、調査を受けることが出来ました。


個人的には早めに利用サービスを決めていきたいので

そのためには介護度がどれくらいになるのかわかる必要があります。

なので、あくまでも参考ということでおよその状態を聞き

更には当日中にはシュミレーションしていただき

おおよその介護度を教えていただきました。


結果は要介護間違いなしとのことだったので早速次のステップへ。


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~居宅介護支援事業所を決める~



実は母親の住むエリア近くに目を付けていた事業所があり、

認定調査結果の概要を持って、また包括支援センターを訪ねました。

そして、その介護支援事業所を希望する旨伝えると、


な、なんと[exclamation]定員に達しているのでダメ[exclamation]


そう、実は介護の資格を持つ方一人に対して

何人までと請け負える人数が決まっており、

人気のある事業所は常に定員いっぱい状態。

なので入れ代わりの隙間に入り込めない限り

なかなか要望の事業所と契約できないのが現状なのである。


そんな結果に唖然としながらも古い頭を回転させて、

では比較的近くにある別の事業所の空き状況を聞いてもらう事に。

その後の連絡で開きがあることが判明。

担当される方もベテランの方だそうでホッ。



~ケアプラン会議を開いてもらい介護サービス内容を決定~



居宅介護支援事業所が決まり、担当ケアマネージャーさんが決まると

今度はそのケアマネージャーさんが動いてくれます。

まずは本人の状態と希望する介護サービスを伝えると

要望に沿った(例えば近い場所で人数が小規模だとか)形で整え


今回は入院中だったため、病院の会議室を借りて

担当看護士、リハビリ担当、デイサービス事業所、

訪問介護事業所、訪問看護事業所、ショートステイの事業所など

総勢10人くらい集まって内容確認、日程調整を行いました。


結果、デイサービスを週2回、訪問介護を同じく週2回、

訪問看護を週1回、ショートステイを希望により月1回となりました。

合わせて退院予定日も決まり準備OK。



何と~主治医意見書の遅れで認定が遅れる~!



よくある事だと聞きますが、うちの場合もそうでして、

実は主治医の意見書が遅れており、介護度が決められないとの事。

実は申請からほぼ1ヵ月たち、そろそろ認定が出るか問い合わせたところ

まだ主治医の意見書が出てないので予定が決まらないとの事。


慌てて病院へ確認したところ、

当初書いてくれると言っていた救急担当医から

現在の形成外科の担当医に主治医が変更になり?

結果遅れてしまったがそろそろ出るはずとのこと。


やはり残念ながら、自治体任せではなく、

自分で行動した方が早く動くようである。。



~認定結果通知の到着~



しかしてその後、ようやく介護認定通知と被保険者証が届いた訳である

介護度は、認定調査の時に調査員の方がシュミレーションして

教えていただいた答えと同じ介護度でした。

さすがは認定調査!なのである。


で、早速届いた被保険者証と負担割合証を

担当ケアマネージャーさんにお渡ししたわけです。



~実は契約書等のいろんな書類への記入が大変!~



本当はケアプラン会議の時のことですが、

まずは担当ケアマネージャーのいる居宅介護支援事業所、

デーサービスを受け入れる事業所、訪問介護や訪問看護、

そしてショートスティ先、福祉用具レンタル事業所など、

サービスをいろいろ受けるとなるとそれなりに増えます[がく~(落胆した顔)]


で、それぞれの事業所ごとに説明を聞いてサインして印を押して

それ×事業所数になるわけですから、その場で完了できず

日を変えて合計およそ2時間以上[ふらふら]

これ結構大変な作業ですので心の準備をしておきましょうね。


それと印ですが、本人用と家族用に別々の印が必要だったりしますので

一応用意しておくことに越したことは無いでしょう。


以上サクッとご説明致しました。

ご参考になれば幸です。


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