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あら意外[exclamation]

  自分で手すり?

    介護保険[るんるん]


介護保険を利用して、住宅改修を行う場合については、以前の

介護保険を利用した住宅改修の種類と利用の仕方の考察



介護保険適用の住宅改修利用限度額の20万円と3段階リセットの謎

の記事の中でご説明いたしましたが、


実は、意外と自分で難しいようで簡単かもしれない、

自分で行う住宅改修について、以前調べた事がありましたので、

ご紹介しておきたいと思います。


今回は、その手すり編です。


手すりといっても、家の外にあるような頑丈な鉄製のものではありません。

まあ、屋外のものでも機具があれば出来るかもしれませんが

一般的ではありませんので、

ここでは、普通の木製の手すりを屋内に取り付ける場合で

説明していきたいと思います。


まず初めに、えっ[exclamation&question]住宅改修って

業者に頼まないとダメなんじゃないの?

と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、


お住いの自治体で確認すれば、

たぶん条件さえクリアできれば大丈夫と言われるのではないかと思います。

私のところではそうでしたので。


それともうひとつ。

当然ながら受領委任払いの制度は利用できませんので

購入費用から自己負担額(1割か2割)を差し引いた額が、

最終的には支給されることになります。


必要な書類を準備できるのか?



まず、自分で住宅改修を行うにあたって一番鬼門となるのは、

必要となる書類を自分で準備できるのか?です。


と言いますのは、自分で行う場合でも必要とする書類は同じなので、

その中でも、自分では書けないものが準備できるか?

ここが問題となると思います。


それを含めて事前申請に必要な書類を並べてみます。

おっと、その前に住宅改修には介護の認定が必須ですので、

ちゃんと要介護または要支援の認定が出ているか確認しましょうね。

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住宅改修が必要な理由書



実は、個人的にはこれが一番面倒かな?と思いました。

と、言いますのは、介護サービスをもともと受けていれば

ケアマネージャーにその旨を相談して、

理由書』を書いてもらう場済む事なのですが、

何もサービスは利用していない、というような場合は

理由書』を書いてもらう事を頼みに行く必要があるからです。


ただ、この場合には要介護や要支援の縛りなく

お近くの介護サービスの包括介護支援センターや

居宅介護支援事業所にお願いする事が出来ます。


が、忙しいことを理由に断られる可能性もありますので、

その辺りは心の準備をしていく必要はあります。


そして、書いてもらえるようになったとしても、

自分勝手にいろんな場所に手すりを取り付けられる訳ではありません。

生活のために必要は経路に限られますので、念のため。


ただ、生活の為というと、

寝る』『食べる』『トイレに行く』『お風呂に行く

となりますので、この『食べる』と『寝る』場所を『工夫』すれば

ある程度の場所へは取り付け可能なのかなぁ・・・なんて(^^;


もちろん、このことに関しては

ケアマネージャーに相談してはいけませんよ[ふらふら]


図面



次に面倒だと思われるのが、この『図面』かと思います。

でも、手書きでも構わないはずですので、気になるようでしたら

いったん自分で書いてみて、それで良いのかを

自治体に尋ねれば良いと思います。


その内容も、家全体の見取り図ではなくて、

取り付ける予定の場所を中心にした概略図で良いと思います。


ただし、その図面の中に(おおよその)寸法記入は必要です。

例えば、廊下なら柱から柱まで何センチだとか、

縦に取り付けるならば、柱の長さは何センチだとかです。


そしてもちろん、取り付ける手すりの図示・長さの記入も必要です。

そうそう、念のため手すりの直径も『30Φ』などと記入しましょう。

『寝室』『食堂』『居間』『トイレ』『浴室』などの列記も必要です。

でも、そんなもんでOKかも。


カタログ



手すりそのものを買うお店で聞いてみましょう。

住宅改修に使うと言えばもしかすると買う商品のカタログのコピーを

頂けるかもしれません[わーい(嬉しい顔)]


もし無理ならば、ネット検索して同じものをプリントアウトしましょう。

それさえもない場合には、店頭にある値段入りの写真で良いか

自治体に聞いてみましょう。


内訳書(見積書)



自分で住宅改修を行う場合に対象となるのは

手すりの材料費のみです。


まあ、必要ならば接着剤なども大丈夫だとは思いますが、

ドライバーやのこぎりなどが必要で購入したとしても

これは対象にはなりませんので気を付けてくださいね。


これら、必要なものを税抜きで記入し、

小計額と消費税額を列記して合計額を出すようなものを

求められていると思います。


正確なものについては自治体に確認してくださいね。


日付入りの写真



日付入りで印刷できれば、スマホで撮って印刷でもOKのはずです。

特に何で撮ったかなどは聞かれないともいますので。


ただ、必ず写真の中に日付を写し込んだ状態の

プリントアウトした写真が必要となりますのでご注意を。


もちろん、その日付は申請前の日付に『しましょう』ね。


住宅改修事前申請書



これは、自治体によって様々です。

なので、用紙をもらいに行く時に、

上の書類で不明な点を聞いてみるとよいですね。


また、面倒な場合は自治体によっては

ネット上に必要書類をアップしているかもしれません。

そんな場合は、それをダウンロードして利用し、

メールで問い合わせしちゃいましょうね[るんるん]

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