家を見て
手直し前に
介護保険
今回も介護保険を利用した住宅改修の続きです。
実は私もそうだったのですが、
意外にこの住宅改修は知らないと損をする事もあるので
知識として持っていた方が良いのではないかと思います。
さて、まずは前回記事で書かなかった事で
住宅改修の適応にならない可能性が大の工事について。
介護保険の適応外となってしまう場合
一番は、家の新築や改築に合わせて
この住宅改修も申請しちゃえ
と、思うかたもあろうかと思うのですが、
これは実はダメなようです。
基本、介護保険を利用する場合は、
介護を目的とした改修工事としなければならないので、
ついでに、というのは認められないということです。
でも~・・・(^^;
そうしたら、新築の場合は家が出来上がったその後で、
改築の場合はその前後に介護保険の住宅改修を申請すれば
単独工事となるのでOKですよね~
もちろん時期がずれてしまうので
不自由なければということにはなってしまいますが。
でも、大丈夫であるならばそれもありだと思います。
利用できる限度額の20万円っていったい?
介護保険を利用した住宅改修の適応限度額は
20万円までという決まりがあります。
これは、補助としてもらえる金額の事ではなく、
対象となる工事の金額の事になります。
なので、27年8月から導入された負担割合によって
1割と2割の自己負担額があり得るのですが、
そうなると満額20万円の工事で受けとることが出来る金額は、
2万円の差開きが生じてしまう事になります。
これって結構多きおい金額ですよね~
この負担割合というのは、
毎年8月にその前の年収から決定されるので、
もし、年間の収入に変動がある場合は、
(つまり来年になれば2割から1割になるという場合は)
来年まで待った方が2万円お得ということになるわけです。
まあ、待つことが可能であれば、ですが。
でも、全体の住宅改修費用がかなりの高額になるようであれば
最低限必要な部分は実費で行っておいて
1割になってから他の部分を工事するというのもありだと思います。
スポンサードリンク
この20万円も実はリセットされる事がある?
実はこの20万円という金額は、
介護度が上がるという条件をクリアすれば
リセットされます。
つまり、もう一度20万円の住宅改修が出来ることになるわけです。
その条件とは介護度が3段階上がるという事なのですが、
実は、要支援2と要介護1は、
介護保険の制度上同じ段階とみられているので、
例えば要支援2の人がリセットになるためには、
要介護4になることが条件です。
ただ、例えば1万円しか使っていなかったとしても、
残りの19万円は、加算になりませんので注意が必要です。
そして、リセットの基準は
初めの住宅改修を行った時の介護度が元になるので
その次に例え介護度が下がったとしても
その介護度が新たな基準に変わるということはありません。
なので、ある意味介護度が低い状態で
住宅改修を行っておいた方が、
リセットされる可能性は高くなるのですが、かといって、
介護度がますますひどくなる予想はしたくないものです
そしてもうひとつ、住所が変わっても
(厳密に言えば住んでいるところが変わっても)
新しいところにおいて20万円の住宅改修が出来るようになります。
ただし、また元の場所に戻ったとしても再びリセットは
かかりませんので悪しからずです(^^;
そして、この居住地の考え方は
(実際に住んでいるところか?現住所地か?で)
自治体によって違う可能性があるので
確認は必要です。
以上、昨日の補足説明兼裏技情報のご紹介でした(^^;
スポンサードリンク
介護保険は高いですね、それも年金天引きですから否応なしに引かれるんですからね、どんどん使わないとでも介護にはなりたくないですね。
馬爺さん、コメントをいただきありがとうございます。
本当にそのとおりですね。
使いたくはないけども保険料は高いのでもとはとりたい。。。
全く複雑な思いです。
介護度が三段階あがれば、リセットですか。いろいろあるんですねぇ。でも...介護度が上がるのは嬉しくないんで、出来たらリセットかかる状態にはなりたくないですね(>_<)
釣り好きアウトドアマンさん、コメントをいただきありがとうございます。
全くそのとおりです!
それを予想したくはないですし、そもそも介護保険を利用することすら
想定はしたくないものですが。。。