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子どもにも

  それそれなりの

    理由あり


イヤイヤ期の盛りには、子どもの拒否行動への対処と同時に

子どもの将来のための『躾』についても、親の確かな対応が

必要となります。


正直、イヤイヤに対処するだけでも

大変な思いをしなければならないのに


更にその上で、そんなイヤイヤ期の子どもを

しつけていかなければならないという事は

かなりのストレスになってしまいますよね~[ふらふら]


そして、そんなイヤイヤのタイミングでしつけを行う際は

ついつい怒りが先に立ってしまい、

あまり好ましくないしつけになってしまう事も結構あり得ます[ふらふら]


なので、なるべくならイヤイヤ期の子どもに対しては、

時々目線を子供から外して、心を落ち着かせながら対処する事が

どうしても必要になってきます。


また、子どもの好きなものの順番を覚えておいて、

イヤイヤ時には、気を逸らす対処法として

それらをエサに子どもの気を対象から外させる事も必要かもしれません。


そして3才頃になる頃には、そんなイヤイヤの対象もだいぶ細かくなり、

自分の意識でこれをこうしてこうやりたい(やりたくない)という理由で

親の言うことを聞きたくない[exclamation]

そんなケースが増えてきちゃいます。


まあ、子供なりにイヤイヤの理屈がはっきりしてくるわけですね。

そうなってくると、こちら側の理由だけを押し付けたのでは

あまりよい成果は期待できません。


その場合はまず子どもに、なぜ嫌なのかを話させる必要があります。

が、まだ言葉がはっきりしていない時期の事なので

少々(親にとっては)難解な場合も多々あり、

親の推測力が試されるときでもあります。


その為には、日頃から子どもの気持ちを理解するように観察しながら

子どもと接していることが必要になってきます。

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今回は、そんな時期の子育てのにおける私の失敗例をお伝えいたします[ふらふら]


先日になりますが、

いつものように子どもと室内施設で遊んでいた時の事です。


いろんなおもちゃで遊んでいた時に、

その施設の職員の方が(たぶん交代の時間で)現れたのですが、


突然に子どもがその職員の方の傍に行って、

頬を膨らませて「ぷぷーっ!」と吹いたのです[がく~(落胆した顔)]

言ってみれば唾を吐いたようなもの[ふらふら]


とっさに子どもを呼びつけて、『プーしちゃダメでしょ!?』

こんにちはって言われたんだから『こんにちは』でしょ?

すると、答えは『イヤ[exclamation]


・・・えっ?何で?ですが、ここはぐっとこらえて、

こんにちはって言って、プーっ!されたら嫌でしょ?

『イヤ[exclamation]』(このイヤはイヤイヤ期の嫌です)


はて、何故に嫌なのか理解できません。

虫の居所が悪かったのか?はたまた眠いのか?

ともかく、説得を続けます。


ご挨拶は『こんにちは』でしょ?

『プーっ[exclamation]』は挨拶じゃないんだよ、ちゃんと誤って来なさい!

『イヤだ[exclamation]


『どうして嫌なの?』『・・・』

何度も聞きましたが答えがありませんでしたので、

『嫌いなの?』『キライ[exclamation]


ん~、その職員さんにはいつも楽しそうに話しかけているので、

決して嫌いなはずはないのですが・・・困った[ふらふら]

で、『本当に嫌いなの?』『嫌い[exclamation]


『そう、でも、嫌いでもダメな事はダメなんだよ、誤ってきなさい』

『イヤ[exclamation]

こんなやり取りを20分近く延々と・・・[ふらふら]


途中、他の職員の方にも声をかけていただきましたが、ダメでした。

ですが、子どもの顔を見ると、どうやら切なそうです[ふらふら]


なので、ここはこれ以上は無理と判断し、

かといってじゃあいいよとも言えないので、

さら~と、他の遊びを見つけたタイミングで話しの内容を変えました。


実は、これがこの時点では失敗ではなかったのですが・・・[ふらふら]


その後はなんの不調もなく楽しんで帰宅しました。

その数日後、夜になり子どもとシャワーを浴びようと、

時々やる(1歳半の頃から続けている)お風呂の時の『ご挨拶』を

妻にしてから脱衣所へ・・・


あれっ?!そういえば『プーっ!』って・・・あーーーっ[exclamation×2]

もしかすると、あの時のプーっ!は、この『ご挨拶』のつもりだったのかも[exclamation&question]

実は、まだ幼い(今も幼いですが(^^;)頃に、子どもが出来る事を

喜んでいたらそれが『ご挨拶』になってしまい、それ以来続いていたのでした。


まあ、喋れないので確かなことは言えませんが、

今思い出しても、あの切なそうな目の表情と、

実は一番大好きなその職員だからこそやってしまった

『ご挨拶』だったのかもしれません。


この頃の子どものとる行動には、何か理由がある場合が多いので

今後はもう少し深く考える必要がありそうです[ふらふら]

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