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歯ブラシも

  もちやもちやで

    使い分け


歯科医から指導された歯磨き法シリーズは
 (1) 歯磨きの道具編~①歯ブラシの選び方

 (2) 歯磨きの道具編~②その他の道具

 (3) 歯磨きの仕方編~①通常の歯ブラシ編

 (4) 歯磨きの仕方編~②その他の道具編

 (5) 布歯ブラシ~番外~

で、今回が第3回目です。


実は、歯を磨く際に使用する道具の説明

何となく、歯の磨き方の概要については

理解できているのではないかと思います。


なので、ここは簡単に・・・ナンチャッテ(^^;

まず、道具をおさらいしましょう。


① 通常の歯ブラシ

② デンタルフロス

③ 歯間ブラシ

④ 奥歯・部分用歯ブラシ

です。


各々の形状などについては、

第1・2回目の記事を見てくださいね。


さて、これらを用いて歯磨きを行うわけですが、

まず、順番はどうしたらいいのか?

から入りたいと思います。


ただし、歯の磨き方については歯科医からの指導ですが、

順序については、指導内容から導いた私の自論ですので、

ご承知おき願います。

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一番初めに使用する歯磨き道具

まず、歯磨きを行うというよりは、

何かの(目に見えている)汚れを落とす

という事を考えてみましょう。


例えば、自動車です。

自動車を洗う[ぴかぴか(新しい)]、つまり[車(セダン)]洗車する場合には、


まず始めに全体を洗うでしょうか?

それとも、ドアの隙間やフロント周りの溝などから

洗い始めるでしょうか?


答えは簡単ですよね[exclamation&question]

特殊な場合を除いては「全体から」ですよね。


つまり、まずはざっと全体的にざっと綺麗にしておいて

次に、残った汚れを落とすという作業になりますよね[exclamation&question]


実は、自動車に限らず、

目に見えるものの汚れを落とす場合は、

ほぼ同じように全体から綺麗にしていきますよね?


なので、歯磨きも同じことです。

汚れが見えないだけなので、

全体、つまり①通常の歯ブラシからから始めます。


ただし、例外があります。

既に歯の間に食べかすが挟まっていて


歯に違和感がある、という場合には

まず、デンタルフロス等で取り除く事を初めに行うべきでしょう。


次に、歯間ブラシとデンタルフロスについてですが、

2つとも同じように歯間を担当します。


違うのは、フロスは歯と歯が接触している部分

歯間ブラシは離れている部分の残りかすを

除去する、という事です。


ここで、『除去する』言葉を用いましたが、

どう考えても『磨く』ではありませんよね?


なので、その事から考えると、

余計なゴミを取り除いてから隅々を綺麗にする、


というのが正しい順序であることは歴然なので、

④ 奥歯・部分用歯ブラシ が一番最後という事になります。


となると、②と③はどっちが先?

となりますが、どちらが先でも特に影響はないと考えます。

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歯磨きの仕方



さて、一番肝心な部分の開始です[るんるん]

まず始めに、通常の歯ブラシを使用するわけですが、

前段、歯ブラシの選び方の際に

なるべく四角のものというお話しをいたしました。


その理由は、歯ブラシの「かかと」の部分を

使いながらブラッシングする必要があるから、とも。


ちなみに、歯ブラシの「かかと」とはここです。

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まずは全体を綺麗にしましょう



さて、話を戻します。

始めに通常の歯ブラシの「かかと」ではなくて

」の広い部分で歯の全体を綺麗にしていきます。


ここで、注意点があります。

例えば、目地溝の深いタイルの場所を

ほうきで履くといった場合には


手を大きく動かして強く掃くでしょうか?

それとも、小刻みに軽く掃くでしょうか?


答えは、「小刻みに軽く」ですよね?

実は歯の形が真四角の平面ではない事は

ご存知の事と思います。


つまり、溝の深いタイル地よりも

もっと複雑な形状をしているわけです。


なので、そんな複雑な場所を、大きく早く動かして

磨いても、汚れを綺麗に落とすことはほぼ不可能なのです。


よく、鉛筆を持つように軽く握って、

軽く小刻みに動かしてブラッシングしましょう、

と言われているのは、つまりそういう理由からなのです。


ちなみに、きちんと歯ブラシが歯を掃除しているかを

鏡で確認しながら行うようにと指導されましたが、


実際にやってみると、確かに思っていたのと違うので、

鏡を見ながら』は絶対おすすめです。




歯と歯・歯ぐきの間を綺麗にしましょう



次に、今度は『かかと』の部分を使って、

歯と歯の間、そして、歯と歯茎の間を綺麗にします。


具体的には、歯の表面になるべく垂直になるように

かかと』を当てていきたいので、

鏡を見て行う』事は必須と言えましょう。


感覚としては、『かかと』の部分を使って

隙間の汚れを削り取ると言えば解りやすいでしょうか?

なので、これも小刻みにです。


そうそう、実際に磨けているかどうかは、

歯科医に見てもらわなくても、

ある染料を使えば自分でも確認できます。


それは、『歯垢染色液』というものです。

歯垢染色液』で検索すればいろいろ出てきますので



わざわざ歯科医に行かなくても

自分で確認したいという方は

これを使えば自分で自分を指導できちゃうという訳です[わーい(嬉しい顔)]


ちなみに、このプラークチェッカー(歯垢染色液)ですが

単色だけではなくて、2色で染色し、


新しい歯垢と、古い歯垢を区別できたりするという

優れものもまであります。


つまり、長期間歯垢が付きっぱなしというのも

解かっちゃうので、

こりゃ歯槽膿漏要注意だ[がく~(落胆した顔)]という事も解るわけです[もうやだ~(悲しい顔)]


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