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経験と記憶でつくる人の生


タイトルの【可愛い子には旅をさせよ】の

本来の意味は、たぶん誰もがご存じだとは思いますが、


我が子を本当に可愛いと思うなら、

親の元に置いて楽な毎日を過ごさせる事でなく、

世の中の辛さや苦しみを経験させよ


ということですが、

これは、ただ単に人生の辛さを思い知れ、

という事ではなく、


我が子のその後の人生の糧となるべき

良い経験を積ませよう

という趣旨でのことです。


ちなみに、この『良い経験』というのは

どういう経験なのか?

そして、それを子どもが果たして判断できるのか?


実は、この事こそが、実は、

隠れた大変重要な要素となると考えます。


つまり、その経験が『良い』経験なのか、

それとも『悪い』経験なのかを判断する能力は、


それまでその子に行われた子育ての仕方で

決まってしまうという事です。


という事は、我が子を本当に可愛いいと思うなら

一人で旅に出しても問題ないような

子育てをまずしなければならない、という事にもなります。


なので、そんなことも考えずに子育てをしておいて

親が、自分の言うことを聞かないからといって、


世の波に揉まれてこい!

と我が子を放り出すのは間違いであると思います。

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そして、子育ての根本的な方法は、

毎度も繰り返しになってしまいますが、


その子その子によって相性がありますので、

我が子の目をよく見つめて(もちろん睨んじゃいけません(^^;)


その子の考え方や動向、好み、そして反応の真意を

正しく理解する事です。


特に、『嫌だ』『ダメ』『嫌い』等の

いわゆる拒否の反応の時こそ、


『なんで親に逆らうか?!』ではなくて、

その気持ちの奥底を覗き込む姿勢が大切です。


もちろん、その理由が、

『お腹が空いた』『眠い』『遊びたい』


なのかもしれませんが、

そうでない場合があるのでよく注意を払いましょうね。


或いは、その前に起こった、

自分がやりたいと思っていた事を親に取り上げられたから

かもしれませんし、


実は、やるように言われたその事を

途中からではなく始めから全部自分でやりたかった

かもしれません。


とにかく、子供自身が気づかない要素もあるかもしれませんので

子供の目を優しく見つめて、

お話ししながら原因を探ってみましょう。


その姿勢こそが、親子の絆を強くしていきます[るんるん]

そう信じましょう。


そういう子育ての積み重ねがあればこそ、

親の』判断能力が子供に伝わり、

旅をさせることが出来るようにもなります。


ところで、冒頭の、私が作った俳句ですが(^^;

そもそも人生とは、通常は

経験でつくりあげる、と言われがちですが


やはり、自分で覚えていないようでは

その後の人生に役立てることができないので

勝手に記憶を入れ込みました(^^;


やはり、記憶力は大事ですよねぇ・・・

私は、記憶力が弱いので痛感なのです(;_;)


せっかく、『これは良い経験』をしたと思っても、

すっかり忘れてしまい、また同じ失敗をしでかして

『悪い経験』に変わってしまうこともしばしば( -д-)


子どものうちから、記憶力を鍛えるような

教育方法も取り入れるべきだと感じています。


今後、よさそうな方法が見つかりましたら

話題にしていきたいと考えています。

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